「これ以上、システムや新しいツールを入れないでくれ」
「これからは教育DXだ!」と学校法人のトップが号令を唱え、新しいLMS(学習管理システム)やツールを導入したものの、現場の教員からは「入力するシステムが増えただけで、余計に忙しくなった」と悲鳴が上がるケースが後を絶ちません。
なぜなら、現在の「アナログ前提で最適化された業務フロー」を残したまま、ただツールを乗せているだけだからです。教員の働き方改革の第一歩は、ツール導入ではなく「業務の断捨離」です。
業務断捨離のための3つのステップ
ステップ1:名もなき業務の「棚卸し」
「授業準備(〇時間)」「会議(〇時間)」という大雑把な分類では見えてこない、教員の「名もなき業務」を付箋に書き出し、壁に貼って可視化します。
- 学生の欠席届をファイルに綴じる作業:週に30分
- 実習先に「資料届きましたか?」と確認の電話・FAXをする作業:学期末に毎日2時間
- 国試過去問のプリント印刷とホッチキス留め:週に1時間
ステップ2:ECRS(イクルス)の原則でバッサリ切る
業務改善の有名なフレームワーク「ECRS」の順番で業務を見直します。
- Eliminate(排除):「これって、そもそも本当にやる必要がある?」→ 例:全教員が参加する長時間の定例会議を、週1回から月1回にし、あとはチャット連絡のみにする。
- Combine(結合):「他の業務とまとめられないか?」
- Rearrange(交換):「順番や担当者を入れ替えられないか?」→ 例:教員がやっている事務作業を、事務スタッフや自動化ツールに任せる。
- Simplify(簡素化):「もっと簡単にできないか?」→ 例:紙の稟議書をGoogleフォームの承認制にする。
ステップ3:「空いた時間」を何に使うか宣言する
業務を削減して「早く帰る」のも素晴らしいですが、「確保した時間を、学生と向き合う時間に使う」「研究や自己研鑽に使う」というポジティブな目標を教員間で共有することで、断捨離への抵抗感(「今までやってきた仕事が奪われる」という恐怖)を減らすことができます。
「捨てる勇気」をサポートします
「長くやっている慣習だから変えられない」という学校内の空気を変えるには、第三者の視点が入ることが有効です。Logic Pulleyでは、専門学校の業務フローを熟知した専門家が、学校全体の業務改善とDX推進を並走してご支援します。
