Zoom / Google Meetを使ったオンライン学生面談のポイントと注意点

ICT活用 2026.03.09 著者: 古井 雅也

対面よりも「ハードルが低い」オンライン面談

実習地で悩んでいる学生や、なかなか学校に登校できない学生へのフォローにおいて、ZoomやGoogle Meetを使ったオンライン面談は非常に強力なツールです。
「わざわざ教務室ノックして入る」という心理的ハードルがないため、自室からリラックスして悩みを打ち明けてくれるケースも少なくありません。

しかし、画面越しだからこそ「教員からの威圧感」が強まったり、コミュニケーションのズレが生じるリスクもあります。オンライン面談を成功させるための具体的なポイントを解説します。

オンライン面談を成功させる3つのテクニック

1. 教員のカメラアングルと照明にこだわる

ノートPCを机に置き、上から見下ろすようなアングル(顔が暗く映る状態)で面談をしていませんか?
これは学生に極めて強い圧迫感・恐怖感を与え、「怒られている」と錯覚させます。
PCの下に本を積んでカメラを「目線の高さ」に合わせること、そして顔の正面から照明(窓からの自然光やデスクライト)を当てるだけで、教員の表情は格段に優しく見えます。

2. アイスブレイクは「背景」を褒める

いきなり本題(成績や実習の注意点)に入ると学生は心を閉ざします。
学生が自室から繋いでいる場合、「あ、後ろにあるギター、弾くの?」「壁に貼ってあるポスターかっこいいね」など、画面に映る要素からアイスブレイクを始めると、緊張が一気に解けます。

3. リアクションは「対面の3倍」大げさに

オンラインでは、「うん、うん」という小さな相槌はタイムラグやノイズキャンセル機能によって消されてしまい、学生には「無反応」に見えてしまいます。
「なるほど!」「えっ、それは大変だったね!」と、身振り手振りを交えながら、対面の3倍のテンションでリアクションを返してください。これでようやく「自分の話をちゃんと聞いてくれている」と学生に伝わります。

最も注意すべき「沈黙」の扱い方

対面での面談では、学生が言葉に詰まって沈黙しても「待つ」ことが重要ですが、オンラインでの長時間の沈黙は「フリーズした?」「機嫌を損ねた?」という不要な不安を生みます。
学生が考え込んでいるときは、「ゆっくり言葉を探していいからね」「待ってるから大丈夫だよ」と、定期的に言葉をかけて安心させることが必須のテクニックです。

まとめ

オンライン面談の目的は「効率よく業務を終わらせること」ではなく、「離れた場所にいる学生に安心感を与えること」です。
Google Workspace(Meetとカレンダーの連携)を用いた面談設定の自動化など、教員の負担を減らすシステムの構築はLogic Pulleyにお任せください。