オンライン授業と対面授業の最適なハイブリッド設計とは

教育DX 2026.03.09 著者: 古井 雅也

パンデミック後、「完全対面」に戻すのは正解か?

コロナ禍で急激に普及したZoomやGoogle Meetによるオンライン授業。
「実技ができない」「学生の集中力が持たない」といった課題から、制限解除後に「すべての授業を対面に戻した」養成校も少なくありません。
しかし、システムが整った今、オンラインの持つ「時間と場所の制約からの解放」という絶大なメリットを捨ててしまうのは、教育の質と教員の労働環境の両面において非常にもったいない選択です。

「何を対面でやり、何をオンラインでやるか」の仕分け

ハイブリッド設計(ブレンド型学習)の基本は、授業の目的によって提供方法を切り分けることです。

【オンライン(オンデマンド)が適しているもの】

【対面(教室・実習室)が絶対に必要なもの】

ハイブリッド設計の具体的モデル(週単位の例)

ある専門科目の「1週間」をハイブリッドで設計した場合の例です。

これを実施することで、教員は「毎週同じ90分の講義をする」というルーチンから解放され、対面での高度な実技指導や個別フォローに時間を割くことができます。

学生の「孤立」を防ぐオンライン・コミュニティ

オンライン学習で最も懸念されるのが「学生の学習モチベーション低下」と「孤立化」です。
これを防ぐためには、Google ChatやClassroomのストリーム機能を使い、「この点についてどう思う?」と教員が問いかけ、学生同士がオンライン上で意見交換できる「場(コミュニティ)」を意図的に設けることが重要です。

まとめ

「対面が一番良い」という固定観念を捨て、座学はオンライン(オンデマンド)で効率化し、その分の時間を対面での実技・対話に全振りする。これがこれからの養成校が目指すべき教育の最適解です。

Logic Pulleyでは、学校ごとのカリキュラムに合わせたハイブリッド型教育の導入・運用サポートを行っています。現状のカリキュラムを見直したい先生方、ぜひお気軽にご相談ください

【参考・引用元】