Googleドライブのフォルダ構成最適化:教員間で資料をスムーズに共有するコツ

Google活用 2026.03.09 著者: 古井 雅也

クラウドが「ゴミ屋敷」になっていませんか?

「共有ドライブに入れたと聞いたのですが、どこにあるか分かりません」「同じような名前のフォルダがあって、どれが最新版か不明です」
Google Workspaceを導入した養成校で必ず起こるのが、「共有ドライブのカオス化」です。検索機能が優秀なGoogleとはいえ、ルールなきフォルダ管理は業務効率を大きく下げます。

なぜフォルダが乱立するのか?(失敗例)

養成校向け:劇的に探しやすいフォルダ構成ルール

ファイルを属人化させないためには、「業務目的に沿った階層化」「数字によるナンバリング」が必須です。

第1階層(機能・目的別)に『番号』を振る

フォルダ名の先頭に二桁の数字を入れることで、常に意図した順番で並べることができます。

▼ 共有ドライブ(PT学科全体)
┣ 00_全体会議・議事録
┣ 01_シラバス・時間割
┣ 02_各科目授業データ(スライド・配布資料)
┣ 03_臨地実習関連
┣ 04_国家試験対策
┣ 05_学生配布用マニュアル
┗ 99_アーカイブ(過去の不要データ)

第2階層(詳細分類)

例えば「04_国家試験対策」の中身は以下のように分けます。

▼ 04_国家試験対策
┣ 01_模試成績データフォルダ(年度別)
┣ 02_過去問解説スライド
┣ 03_国試委員会議事録
┗ 04_学生別面談記録

運用のための3つの「絶対ルール」

1. 「マイドライブ」を仕事の共有に使わない

個人の「マイドライブ」で作成したファイルをリンクで共有すると、その教員が退職した際、アカウント削除と共にファイルがすべて消滅します。学科の資料は必ず「共有ドライブ(チームドライブ)」内で作成・保存する運用を徹底してください。

2. 「最新版」等のファイル名はやめる

「●●資料_最新.pdf」「●●資料_修正版.pdf」といった名前付けは混乱の元です。Googleのファイルは自動で変更履歴が残るため上書きで十分ですが、あえて分ける場合は「末尾に日付(例:●●資料_20260309)」をつけるルールで統一します。

3. 大階層の作成権限は「管理者のみ」に

第1階層、第2階層までは学科長等の「管理者」のみが作成の権限(またはルールの決定権)を持ちます。教員が自由な名前でフォルダを作って良いのは第3階層以降と決めます。

まとめ

「たかがフォルダ構成」と思われるかもしれませんが、これを統一するだけで「教員がファイルを探す時間」と「後任への引き継ぎ時間」が劇的に短縮されます。

現在カオス化しているGoogle Workspace環境の整理・運用ルールの策定についても、Logic Pulleyがコンサルティングを行っております

【参考・引用元】