先生たちを疲弊させる「データの二度打ち・三度打ち」
「小テストの採点結果を先生の手元のExcelに入力し、学期末には教務室の共有システムにもう一度打ち直し、さらに印刷して事務に提出する」
「授業の最初に紙の出席簿のマス目を埋め、放課後にそれをパソコンのシステムに入力し直す」
このような「同じデータを複数の場所に何度も手入力する作業」こそが、教員の残業を生み出す最大の原因であり、最も人間がやるべきではない(ミスが起きやすい)作業です。
なぜ「二度手間」が生まれるのか?システムの「サイロ化」
二度手間が起きる理由は、成績管理システム、eラーニングシステム、国試対策アプリといった各システムが独立しており、互いに連携していない(サイロ化している)ためです。
そのため、AシステムからCSVをダウンロードして、Bシステム用のフォーマットにコピー&ペーストしてアップロードする…といった「教員を介した人力データ連携」が発生します。
「シングル・ソース・オブ・トゥルース(SSOT)」という考え方
ITの世界には「SSOT(信頼できる唯一の情報源)」という言葉があります。あるデータは、必ず「1か所」のマスターデータにだけ入力・保存し、他のすべてのシステムはそこからデータを「参照」するだけにする、という原則です。
解決のアプローチ事例:
- 出欠管理の窓口を一本化:これまで「紙」と「システム」で行っていたものを、カードリーダー(学生証タッチ)やスマホのGPS打刻アプリ一本に絞ります。
- テストの自動採点と成績連携:Googleフォーム等でテストを行い、スプレッドシートに落ちた点数データを、関数(VLOOKUPなど)やGAS(Google Apps Script)を使って、自動的に「教務システム用のマスター成績表」に反映させます。
教員は「分析」と「指導」に時間を使う
データ入力の二度手間がなくなれば、教員の仕事は「データを入力すること」から、「集積されたデータを見て、成績が落ちている学生に声をかけること」へとシフトします。これこそが、教員本来の付加価値の高い仕事です。
Logic Pulleyでは、Google Workspaceのデータベース(スプレッドシート等)をハブとして活用し、学校内のバラバラなシステムを繋ぐための「入力一元化」の仕組み作りを支援しています。入力作業に追われている先生方は、ぜひ一度ご相談ください。
